AR、VR、MRの最新事情をメモ!
AR・VR・MRの最新事情がわかるイベント、VR/MR体験会 ~VR/MRでヒトのパフォーマンスはどう向上するのか?
に参加してきました。
https://techplay.jp/event/666273
日本マイクロソフトなどが登壇しています。
◯エドガ 米本さん
・VRの存在を広めて、活用方法を一緒に考えていく活動をしている。共にイノベーションを起こすパートナーを探している。
(AR・VR市場について)
・フェイスブックやグーグルなど世界の大手IT企業が真剣に投資を始めている。どうあがいても不可逆的に発展していく領域。
・ARVRの市場規模は2020年には19兆円になると言われている。(現在のケータイ市場が52.9兆円。ガラケーがスマホになったように、スマホから置き換わる。)
・ハードはいろんなタイプあるが、今年のトレンドはスタンドアロン型。スマホなど不要。2万~4万円のものが出てきている。
・デバイスで普及が1000万台を超える共通点→@4万円以下。
(ビジネスへの転用)
・教育。Eラーニングの次はVRラーニングと思っている。
・人類の時間は有限だが、仮想現実で失敗できる環境を作ることで、人類はもっと成長できる。
・消費されない(エンタメ、広告、ゲーム…以外)VRコンテンツに注目している。
(事例)
・塚田農場→アルバイトの社員研修。宮崎の養鶏場の様子を見させる。(紙の研修より効果が濃く、現地研修よりも安い。)2D動画100万円/VR動画200万円
・ウォルマート→混雑する店内を擬似的に体験。15万人の社員に、同じ研修を水平展開できる。
・JR東→安全研修(触車、転落の状況を再現)
→クレーム研修に応用
・OJTに近い研修が、リアルよりも低コストでできる。
◯マイクロソフト(MS)鈴木様
・マイクロソフトは、MRの研究を進めている。
・VRは、100%バーチャルの世界の中に入るもの。MRは、現実世界に、バーチャル世界のものを擬似的に存在させるもの。
・MS社はMRを体験できるプロダクトとして「ホロレンズ」というハードを展開している。
・MRの活用例→空間の設計、デザイン、レイアウトを、現実空間に仮想空間を重ねて再現できる。また、その風景を別の場所にいる人に共有できる。MRでやるのとPCでやる違いは、空間の中にリアルに人間を投入できるかどうか。導線設計とか楽。
・擬似スピーカーを好きな場所において、好きな場所から音を流せる。
・エンタメ分野での活用
→①日テレミックスリアリティ(MRでテレビがどう変わるか)
https://www.youtube.com/watch?time_continue=84&v=6T7kGwzQsd4
https://www.youtube.com/watch?v=kODcWyY-1u8
・文化での活用
→京都の建仁寺、博報堂プロダクツとコラボしてコンテンツ作成。風神雷神屏風の前でホロレンズを装着すると、屏風と3Dグラフィックが融合した世界を約10分体験できる。作成意図や背景についても学べる。
https://www.youtube.com/watch?v=apqNSWK7pjU
・もともとクリエイターが集まってる会社
・スタンドアローン機の販売、レンタル、ソリューションツール・コンテンツ開発