或るサラリーマンのブログ

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新規事業のプレゼンで大切なこと

 今日、会社で新規事業に関するプレゼンがあった。

経営層5人の前での最終プレゼン。

1ヶ月以上前から準備を進めてきて、本番では全てを出し切れた。

 

はずだった。

 

プレゼンが終わった直後は、終わった安心感と解放感に浸っていたけど、夜になって、冷静に思い返すと、クソスベってたんじゃないかと思い始めた。

 

プレゼンがクソスベったと思われる原因をここに記し、将来の自分への戒めとしたいと思う。

 

◯技術に熱中しすぎて、誰のための何のためのサービスかを見失っていた

私は、今回提案する技術が世の中のためになると確信していて、その新しい技術を世の中に広める!ということばかり考えていた。

どうやって技術を広めるか、という内容に終始していた。

本当に経営層が聞きたかったのは、その技術が広まることで、使う人にとってどんなメリットがあるのかということ。

さらにいうと、技術を広めることは手段であって、目的ではない。

技術を広めることだけに集中しすぎて、真に解決すべき目的を見失っているプレゼンだったかもしれない。

 

◯外部環境の話に注力しすぎて、実施者としてのメリットを伝え切れなかった。

いかに世の中的にこのサービスがキているか、という話に注力しすぎた。

こんな外部環境だから、今こそやるべき、という話が多かった。

実際にそれをやったときに、我々にどんなメリットがあるのか、伝え切れなかったように思う。

 

◯2人での分担によるプレゼン全体をうまく設計できていなかった。

今回のプレゼンは、協業先の社長と2人でのプレゼンだったのだが、それぞれ自分のパートをプレゼンする形式だった。内容については事前に擦り合わせていたのだが、いざ当日、1つのプレゼントしてみると、野球のポテンヒットのような、どちらも拾わない領域があった。それが今回の場合、他の同様のサービスとの違いに関する部分だったので、致命的だった。

 

◯暗黙の前提から抜け出せなかった。

本来であれば、初めて聞く人には丁寧に伝えてあげなければならない部分も、ずっとそのことばかり考えていると、無意識のうちに抜け落ちてしまう。自分では理解できているから当然だ。しかし、客観的にみると、これ言わないと、良さが通じないよな、ということが起こる。

 

最後の方は雑になってしまったが、今日感じたのはこんなところ。

 

プレゼン終わったとき、満足げな顔をして会場を後にしていた自分が恥ずかしい。

考えれば考えるほどスベってたな。

次に活かそう。

前を向こう。