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【イベントレポ】評価経済は社会をどう変えるのか

今日は、渋谷ヒカリエで開催された、

渋谷セカンドステージvol.17
評価経済は社会をどう変えるのか

www.hikarie8.com

に参加してきました。

 

今話題になっているVALUや、Bitcoinなどの暗号通貨が、これから社会をどう変えていくのか。

このテーマについて、VALU取締役の中村さん、イケダハヤトさん、SHOWROOM代表の前田さんらがトークを繰り広げた。イベントの途中からはVALU代表の前田さんも飛び入り参加してくれました。

 

評価経済とは?

そもそも、評価経済とはなんなのか。

一言で言うと、評価が中心に回る経済のこと。

(今の世の中は、貨幣が中心に回る「貨幣経済」)

 

よくわからん。

 

具体的なサービス、VALUを例に考えてみる。

VALUは、個人が、株式会社のようにVA(株のようなもの)を発行し、資金を集められるサービス。買い手は、その人を応援したいという気持ちや優待を目当てにVAを買う。(それはトレーディングカードのようになるはず)
登録は誰でもすぐにできるが、VAを売買するには審査が必要。
フェイスブックの友人数、ツイッターフォロワー数から、10万から1,000万の暫定時価総額がつくところからスタート。
情報発信や優待をつけることで、価値をあげていく。VAの発行により、Bitcoinを得ることができる。
コンセプトは、夢や目標に向かって頑張る人が資金を得やすい環境を作る。
一回で終わらない、継続的なクラウドファンディングとも言える。とのこと。

 

◯宇野さんの見方
貨幣経済における評価とは、個人の信用に、銀行がどれだけ金を貸してくれるか、その金額が全て。家借りるときに、勤務先を聞いたり、正社員かどうか聞いたりするのもそう。

なんで正社員のお父さんがいないと家が借りられないのか?単一の評価軸だと生きづらい世の中。

評価経済は、そのくだらない信用尺度を、もっと実態に近づけようという動きなのではないか。

VALUの課題は、評価の物差しがツイッターのフォロワー数でしかないこと。要は、ツイッター村の中の評価でしかない。貨幣経済における評価にアンチを突きつけるものになり切れててない。評価を多様化せよ。
→株でいうブックビルディングの期間を設けるとか、ミクシィでいう友達紹介みたいなのがそれにあたる?

 

◯イケダハヤトが考えるバリューの課題
現状、バリューを買ったとき、他に欲しい人がいないと売れない。
保有するVAを交換できる、誰にも紐付かない、運営側が発行するバリュートークン(仮)をつくるとか。中間の株みたいなものがあった方が、流動性高まるのではないか。

 

◯前田氏が考える課題
信用には、「幅」と「深さ」がある。
ツイッターのフォロワー数は、信用の「幅」。
例えば、あるおじいちゃんが、大好きな孫にめちゃくちゃ愛情を注ぎまくっているとする。それは、信用の「深さ」になる。
今のVALUは、信用の「幅」を見ているが、「深さ」が評価に加味されない。

信用の尺度を整える必要がある。
→少なくとも、ファボ、リツイートを見るとか。
ショウルームでは。フォロワー数だけでなく、一人当たりの滞在時間とか、深さを見るように指導している。

 

◯全体の話

VALUに問題があるというよりは、評価経済を体現するサービスがVALUしかないことが問題なのではないか。
VALUツイッターに強く紐付いている。理想は、ほかの評価軸のサービスが乱立して、ツイッター村の経済、フェイスブック村の経済、インスタ村の経済、ショウルーム村の経済とか、色々あればいい。

ツイッターって炎上芸人がお祭り騒ぎして勝手に盛り上がってるだけじゃね?」ってなればバリューが下がる、という動きになるのが健全。

 

◯前田氏が感じたVALUの可能性

スタートアップ企業では、特定の投資家が投資すると、その企業自体の評価が上がり、株価が上がるという現象がある。(バフェットが投資した会社なら成長しそう、みたいなこと)
VALUでも同じような現象が起こると思っていて、今、イケダハヤト氏は、ブロガーのVALUを買い集めている。これはイケダハヤト氏が、ブロガーの後輩たちを応援したいという気持ちからだが、評価経済においても、誰が評価してるかが、その人の価値を左右する。
会場に来ていたオガタさんは、イケダハヤト氏に加え、ホリエモンなどからもVALU保有してもらっている。オガタさん本人も、その影響を強く感じていて、応援関係が可視化される仕組みに可能性を感じているとのこと。

 

◯イケダハヤトが考える、VALUのその先
ビットコインは、これまでできなかったことを可能にした。
会社を上場させないでも、VALUでそれに近いことをできるようになった。
次に来るのは暗号通貨の融資。年利何パーセントで貸すとか。魅力的な事業には、イケハヤが融資します。
その先にはイケハヤ保険。イケハヤが審査して、加入メンバーを決める保険。
こうしてイケハヤコミュニティが広がり、ある種の独立国家、経済圏が出来上がる。

 

評価経済ツイッターの位置付けを変える?

ツイッターのフォロワー数は、非経済的だったから面白かったのに、それが経済性を持ち始めたら、人々はまた違うサービスを求めるのでは。
→資本主義社会は常にフロンティア、希少性を求めてる。

イケダハヤト氏は、昔から東京はもうつまらないと思って高知の限界集落に移住した。
いま、渋谷ヒカリエのイベントスペースはローカルの品物、企画だらけ。ローカルが最先端になっている。ではその次にくるのは何か?常にブルーオーシャンを探し続ける。

 

◯総評

(前田氏)

評価経済で生き抜くには、
①何者かであるための努力をし続けること
②すでに何者かである人から支援を受けること

(イケダハヤト氏)

今の生活でも、人からいろんなものをもらったり、あげたりすることがある。私は日本酒が好きだが、来訪者が日本酒をよく持ってきてくれるので、当分日本酒には困らない。そんなやりとりの頻度が上がる社会が、これからくる。
年収1,000万とかなくてもいい。1円も稼がなくても生かさせてもらえる。豊かさの定義が変わる。

(宇野さん)
評価経済で生き抜くには、人を僻まないこと。誰かを蔑んで自分の評価を上げようとしても、信用は積み上がらない。
もう一つは、みんなから好かれようとしないこと。自分自身も、暴露やぶっちゃけ話をするから、マスコミから嫌われたり会社クビになったりしたが、読者から信用されると思っている。

 

◯ 話を聞いて感じたこと

生まれて、勉強して、いい学校行って、いい会社行って、車を買って、家を買う。これまでの幸せの人生のロールモデルは、評価経済が主軸になった時、根本から変わるきがした。生まれてから、やるべきことが全然変わる。

会社で周りを見ると、仕事にやりがいを感じられず、でも生活のために自分の時間を切り売りして、休日に趣味でストレス発散をする人が多くいる。

評価経済においては、今日をただ漫然と生きることは死を意味する。

安定した企業で大人しく生涯勤め上げることが評価される社会から、自ら実現したいビジョンを明確に打ち出せる人が評価される社会へ。

生きるために働く社会から、やりたいことを実現していける社会へ。

社会がどう変わっていくのか、少し具体的にイメージできた時間だった。