或るサラリーマンのブログ

幸せに生きる、楽しく仕事をする。

8年間大企業に勤めた僕が、ベンチャーへの転職を親に打ち明けた結果。

僕の親は昔から心配性。

昔から、何かと自分の行動に口を挟んでくる親だった。

それが嫌で、社会人になってからすぐ家を出て一人暮らしを始めた。

一人暮らしを始める時もいい顔をしなかったし、実家に帰る度に、まだ結婚はしないのか、とか聞いてくる、典型的な心配性の親。

自分の人生だから自分で決めることだし、親に反対されても考えを変えるつもりはないけど、とはいえ親だし、ベンチャーに転職するという、人生の進む方向を変えることについて、一応報告しておかなくちゃなと思っていた。

ベンチャーに転職したいなんて言ったら、いいリアクションはしないことは想像がついていた。

 

心を決めて実家に帰ったものの、いつ話そうかなーと思いながら昼飯を食べていたら、親の方から、「最近仕事はどうなんだ?」と最高のフリが。

ここぞとばかりに、今の仕事の事、これからのこと、考えてたことを全て吐き出した。

・以前やっていた新規事業の仕事は刺激的で、仕事を通して自己の成長を感じられた。

・それと同時に、自分の力不足も強烈に感じ、もっと成長したいと思っていた。
・その後異動した今の部署(総務)は刺激がなく、身につくスキルも組織内でしか役に立たないもの。

・業務外でセミナーなどに参加しているものの、アウトプットが満足にできていなかった。

・今の会社は安定しているが、やりがいの感じられない仕事を、ただ生きるためだけにあと30年間続けるのは苦痛。

・緩やかに衰退する世の中で、会社内でしか役に立たないスキルしか持てず、会社にしがみつく人生は嫌だ。

・一方で、一年ほど前から、個人的な興味で別の会社の手伝いをボランティアで行っていた。

・社員が三人の、ベンチャー企業。その会社が今度事業拡大に当たって採用募集する。
・いいタイミングだし、ここで転職しようと思う。

・動くなら今しかないと思っている。

・変化の激しい時代、リスクを取ってでもチャレンジしたほうが、将来のためになると思っている。

 

その間、父と母は黙ってずっと僕の話を聞いていた。

喋り終わると、しばらくして、お母さんが口を開いた。

「若い頃のお父さんを見ているみたいだね。」

 

父は言った。

「お前の気持ちはすごくわかる。自分の納得するように決断すればいい」

 

その後両親が話してくれたことはこんな感じ。

父は、高卒で一級建築士の資格を取り、設計事務所で働いていたが、30で会社を辞めて独立した。それから今まで、安定した道じゃなかったけど、母と協力しながら綱渡りながらもなんとかやってきた。

どちらの道を進んでも、いいこと悪いことはある。大企業にいれば、やりたくない仕事をやらなくちゃいけない時もあるけど、安定して給料がもらえるし、土日は休めて趣味にも打ち込めるし、何かあった時も保証がしっかりしてる。会社を辞めたら、楽しい仕事ができるかも知れないけど、休みもいつ取れるかわからないし、給料の保証もない。

親としては安定した企業に勤めてくれていたほうが安心できるという気持ちはある。

これから結婚、子供とかのこともあるし。
そこら辺の状況が違えば判断間違ったかもしれないけど。

でも、やりがい感じられない仕事をずっとやるのは辛いよな。

最後は自分が納得できるように考えて決断するしかない。

何かあってもいいように最低限の貯金はしておいたほうがいい。
あとは、体壊したら何もかも終わりだから健康には気をつけて。

いい人生を送ってくれ。

 

それが親からの言葉だった。

 両親は超保守的だと決めつけていたけど、

それは自分自身が苦労してきた経験があって

色々心配してくれていたのだった。

チャレンジしようとする僕を気持ちよく後押ししてくれた。

この親の子供で良かったと、心の底から思えた瞬間だった。

 

やるからには覚悟を決めて、

人生かけて全力で頑張ります。

これからも見守っててください。

新規事業のプレゼンで大切なこと

 今日、会社で新規事業に関するプレゼンがあった。

経営層5人の前での最終プレゼン。

1ヶ月以上前から準備を進めてきて、本番では全てを出し切れた。

 

はずだった。

 

プレゼンが終わった直後は、終わった安心感と解放感に浸っていたけど、夜になって、冷静に思い返すと、クソスベってたんじゃないかと思い始めた。

 

プレゼンがクソスベったと思われる原因をここに記し、将来の自分への戒めとしたいと思う。

 

◯技術に熱中しすぎて、誰のための何のためのサービスかを見失っていた

私は、今回提案する技術が世の中のためになると確信していて、その新しい技術を世の中に広める!ということばかり考えていた。

どうやって技術を広めるか、という内容に終始していた。

本当に経営層が聞きたかったのは、その技術が広まることで、使う人にとってどんなメリットがあるのかということ。

さらにいうと、技術を広めることは手段であって、目的ではない。

技術を広めることだけに集中しすぎて、真に解決すべき目的を見失っているプレゼンだったかもしれない。

 

◯外部環境の話に注力しすぎて、実施者としてのメリットを伝え切れなかった。

いかに世の中的にこのサービスがキているか、という話に注力しすぎた。

こんな外部環境だから、今こそやるべき、という話が多かった。

実際にそれをやったときに、我々にどんなメリットがあるのか、伝え切れなかったように思う。

 

◯2人での分担によるプレゼン全体をうまく設計できていなかった。

今回のプレゼンは、協業先の社長と2人でのプレゼンだったのだが、それぞれ自分のパートをプレゼンする形式だった。内容については事前に擦り合わせていたのだが、いざ当日、1つのプレゼントしてみると、野球のポテンヒットのような、どちらも拾わない領域があった。それが今回の場合、他の同様のサービスとの違いに関する部分だったので、致命的だった。

 

◯暗黙の前提から抜け出せなかった。

本来であれば、初めて聞く人には丁寧に伝えてあげなければならない部分も、ずっとそのことばかり考えていると、無意識のうちに抜け落ちてしまう。自分では理解できているから当然だ。しかし、客観的にみると、これ言わないと、良さが通じないよな、ということが起こる。

 

最後の方は雑になってしまったが、今日感じたのはこんなところ。

 

プレゼン終わったとき、満足げな顔をして会場を後にしていた自分が恥ずかしい。

考えれば考えるほどスベってたな。

次に活かそう。

前を向こう。

【イベントレポ】価値主義、評価経済って何?サラリーマンはどうすればいいの?

NewsPicksアカデミアのイベント、
佐藤航陽「個人は経済の主役となれるのか」
に参加してきました。
モデレーターに幻冬舎の編集者、箕輪さんを迎えての対談でした。
 
◯ITの発達、世の中の仕組みが急速に変わる
2017年9月、個人の「時間」が売買できるサービス「タイムバンク」がリリースされました。
今年5月には、個人が株式会社のように擬似株式を発行して売買することができるサービス「VALU」がリリースされており、今年は新しい経済のあり方が提言される「新経済元年」になりそうです。
似たようなサービスが、似たような時期にリリースされたわけですが、佐藤さんは、「タイムバンク」の構想を、2013年から仕込んでいたといいます。スマホの普及で、これは金融が変わるな、と思っていたらしい。
佐藤さんは、今年7月、ブログでこんな記事をアップしています。

佐藤 航陽 | 佐藤航陽のブログ

個人が経済の主役になるために足りないことについて、以下のように述べています。

ネットが普及して個人の時代と言われて10年以上経ち、実際にトラフィックは個人に紐付いてますが、経済活動においては大半が企業に依存しています。

では、個人が企業に比べて何が足りないか? 現状の経済の中で、個人と企業の大きな違いは「資産」だと思いました。個人が「収入」を得る手段は増えましたが、個人が「資産」を得る手段がない限りは、個人は経済の主役にはなれないと思っています。

 

個人が企業と同じようにその専門性や影響力や信用力をもとに生きていくためには、毎日の「収入」を稼ぎながらも、日々の活動から「資産」を築き上げていくことが不可欠です。会社にとっての株式と同じように、個人にとっての「時間」を実質的な資産として機能させることができれば、個人も会社と同じように自分の価値にレバレッジをかけて経済活動を展開することができるようになります。

新しい資金調達の手段として、クラウドファンディングが定着してきましたが、クラウドファンディングは、プロジェクト単位で「資産」を築き上げられる仕組みですが、これを拡大して、個人として資産を築き上げられる仕組みが、タイムバンクなんだと思います。
 
◯お金と時間、どっちが大事?
よくある質問で、「お金と時間、どっちが大事?」ってありますよね。
時間はお金じゃ買えないから、時間の方が大事!と口では言うけど、
休みの日は一日中ダラダラ過ごして、普段の生活では節約を心がけていたりして。
自分は実際は、時間よりもお金を大切にしているかもしれないな、と思います。
佐藤さんは語ります。
本来、人間の時間はとても価値があったもの。それを買い叩くことで一部の人が儲けてきたのが、資本主義社会の本質である、と。
人間が生きていく上で、お金は増やせるけど、時間は増やせない。人が一生で与えられた時間は決まっている。
一般的に、希少性が高いものには高い価値がつく。この考えに基づけば、本来はお金より時間の方が価値があるものなのです。
 
お金より時間のようが価値がある、ということを、リアルに感じることができた瞬間でした。
  
◯世の中の価値観が変わっていく
新しい経済を表す言葉として、「評価経済」とか「価値主義」というものがあります。
資本主義の弱点は、お金で換算できないものは、存在しないものになることだと言います。
確かに、会社の財務諸表を見ると、土地や商品や人件費などは数字に表れますが、会社の取り組みに対する世の中の共感度や、社員の幸福度などはわかりません。
ネットが普及して、価値そのものが可視化できるようになってきたことで、資本主義を補完するものができるのではないかと言います。
資本主義のモノサシ=どれだけ儲かるか
価値主義のモノサシ=どれだけ価値を感じられるか
 新しい価値観、尺度でものごとを見ていかなくてはいけません。
 
◯資本主義はなくなるのか?
個人的に、これからは評価経済がくる、資本主義でしか生きていけない自分やべえと思って漠然とした不安を抱いていたのですが、資本主義がなくなることはないと言います。
掃除機が発明されても箒はなくなっていません。メールが発明されても手紙がなくなりません。
世の中のメインは緩やかに移っていき、資本主義は縮小していくかもしれない。でも、それを信じる人がいる限り、必要とする人がいる限りは、無くならない。
佐藤さんの見立てでは、評価経済では、資本主義社会よりも貧富の差が激しいといいます。稼げない人は収入0。だけど、そのような人たちは既存の経済が支えてくれる、そのために資本主義は残り続けるといいます。
 
だから、評価経済に適応するために、全員が無理して突飛なことをする必要はなくて、
資本主義社会では日の目を見なかった、お金はないけどやりたいことがある、キャラの濃い人が、活躍できる新しい世界ができる、というイメージを持っていればいいと思います。
いままでは、資本主義っていう単一の経済の社会しかなくて、そこで生き残るために、人々はやりたくない仕事に自分の時間を費やして、生きるためにお金を稼いできた。
でもこれからは、やりたいことがある人は、お金のことを心配せずにやりたいことに力を注げる環境が整ってきたということなんだと思います。
 
◯価値主義、評価経済で豊かに生きていくためには?
今後は、自分の価値をどこでつけられるかを基準に、身を置く場所、職業を考えた方が良いといいます。
お金払ってでもやりたいと思えること、身を置きたいと思える場所。
AIの登場で、今後、多くの仕事が機械に代替されていきます。稼ぐのが上手いだけの人は埋もれていく。システムの方が上手いし効率もいい。
人間に残る価値は、個性や、人柄、この人だから頼みたい、と思えること。
以前、評価経済に関するセミナーでSHOWROOM前田社長が言っていた、「評価経済で生き抜くには、何者かであるための努力を怠らないこと」というコメントと同じだと思いました。
 
◯僕たち普通のサラリーマンはどうすればいいのか?
これから自分が、資本主義経済、価値主義経済、どちらの経済で生きていくのか、決断しなければならないといいます。
いずれを選択するにしても、楽な道ではありません。資本主義社会でAIを相手に戦うか、価値主義の社会でキャラ濃い人間を相手に戦うか。
資本主義は無くなりません。複数の価値基準、経済圏は共存しうるといいます。
はじめは、資本主義経済に身を置きながら、自分がやりたいこと、興味があることをさがしていく、ハイブリッドな生き方もあるのではないか、といっていました。
自分は何のために生きるのか。こんなことをいうと大げさだったり、思春期の悩みのように思うけど、与えられた仕事を淡々とこなして人生を消化して一生が終わるより、生きる意味とか、自分の価値とかを考えながら、悩みながら、もがきながら生きていくのも悪く無いかなって思います。自分が好きなことは何なのか、好きなことでどのように世の中に価値を与えられるのか。自問自答しながら一歩ずつ進んでいきたいと思います。
 
 

【イベントレポ】評価経済は社会をどう変えるのか

今日は、渋谷ヒカリエで開催された、

渋谷セカンドステージvol.17
評価経済は社会をどう変えるのか

www.hikarie8.com

に参加してきました。

 

今話題になっているVALUや、Bitcoinなどの暗号通貨が、これから社会をどう変えていくのか。

このテーマについて、VALU取締役の中村さん、イケダハヤトさん、SHOWROOM代表の前田さんらがトークを繰り広げた。イベントの途中からはVALU代表の前田さんも飛び入り参加してくれました。

 

評価経済とは?

そもそも、評価経済とはなんなのか。

一言で言うと、評価が中心に回る経済のこと。

(今の世の中は、貨幣が中心に回る「貨幣経済」)

 

よくわからん。

 

具体的なサービス、VALUを例に考えてみる。

VALUは、個人が、株式会社のようにVA(株のようなもの)を発行し、資金を集められるサービス。買い手は、その人を応援したいという気持ちや優待を目当てにVAを買う。(それはトレーディングカードのようになるはず)
登録は誰でもすぐにできるが、VAを売買するには審査が必要。
フェイスブックの友人数、ツイッターフォロワー数から、10万から1,000万の暫定時価総額がつくところからスタート。
情報発信や優待をつけることで、価値をあげていく。VAの発行により、Bitcoinを得ることができる。
コンセプトは、夢や目標に向かって頑張る人が資金を得やすい環境を作る。
一回で終わらない、継続的なクラウドファンディングとも言える。とのこと。

 

◯宇野さんの見方
貨幣経済における評価とは、個人の信用に、銀行がどれだけ金を貸してくれるか、その金額が全て。家借りるときに、勤務先を聞いたり、正社員かどうか聞いたりするのもそう。

なんで正社員のお父さんがいないと家が借りられないのか?単一の評価軸だと生きづらい世の中。

評価経済は、そのくだらない信用尺度を、もっと実態に近づけようという動きなのではないか。

VALUの課題は、評価の物差しがツイッターのフォロワー数でしかないこと。要は、ツイッター村の中の評価でしかない。貨幣経済における評価にアンチを突きつけるものになり切れててない。評価を多様化せよ。
→株でいうブックビルディングの期間を設けるとか、ミクシィでいう友達紹介みたいなのがそれにあたる?

 

◯イケダハヤトが考えるバリューの課題
現状、バリューを買ったとき、他に欲しい人がいないと売れない。
保有するVAを交換できる、誰にも紐付かない、運営側が発行するバリュートークン(仮)をつくるとか。中間の株みたいなものがあった方が、流動性高まるのではないか。

 

◯前田氏が考える課題
信用には、「幅」と「深さ」がある。
ツイッターのフォロワー数は、信用の「幅」。
例えば、あるおじいちゃんが、大好きな孫にめちゃくちゃ愛情を注ぎまくっているとする。それは、信用の「深さ」になる。
今のVALUは、信用の「幅」を見ているが、「深さ」が評価に加味されない。

信用の尺度を整える必要がある。
→少なくとも、ファボ、リツイートを見るとか。
ショウルームでは。フォロワー数だけでなく、一人当たりの滞在時間とか、深さを見るように指導している。

 

◯全体の話

VALUに問題があるというよりは、評価経済を体現するサービスがVALUしかないことが問題なのではないか。
VALUツイッターに強く紐付いている。理想は、ほかの評価軸のサービスが乱立して、ツイッター村の経済、フェイスブック村の経済、インスタ村の経済、ショウルーム村の経済とか、色々あればいい。

ツイッターって炎上芸人がお祭り騒ぎして勝手に盛り上がってるだけじゃね?」ってなればバリューが下がる、という動きになるのが健全。

 

◯前田氏が感じたVALUの可能性

スタートアップ企業では、特定の投資家が投資すると、その企業自体の評価が上がり、株価が上がるという現象がある。(バフェットが投資した会社なら成長しそう、みたいなこと)
VALUでも同じような現象が起こると思っていて、今、イケダハヤト氏は、ブロガーのVALUを買い集めている。これはイケダハヤト氏が、ブロガーの後輩たちを応援したいという気持ちからだが、評価経済においても、誰が評価してるかが、その人の価値を左右する。
会場に来ていたオガタさんは、イケダハヤト氏に加え、ホリエモンなどからもVALU保有してもらっている。オガタさん本人も、その影響を強く感じていて、応援関係が可視化される仕組みに可能性を感じているとのこと。

 

◯イケダハヤトが考える、VALUのその先
ビットコインは、これまでできなかったことを可能にした。
会社を上場させないでも、VALUでそれに近いことをできるようになった。
次に来るのは暗号通貨の融資。年利何パーセントで貸すとか。魅力的な事業には、イケハヤが融資します。
その先にはイケハヤ保険。イケハヤが審査して、加入メンバーを決める保険。
こうしてイケハヤコミュニティが広がり、ある種の独立国家、経済圏が出来上がる。

 

評価経済ツイッターの位置付けを変える?

ツイッターのフォロワー数は、非経済的だったから面白かったのに、それが経済性を持ち始めたら、人々はまた違うサービスを求めるのでは。
→資本主義社会は常にフロンティア、希少性を求めてる。

イケダハヤト氏は、昔から東京はもうつまらないと思って高知の限界集落に移住した。
いま、渋谷ヒカリエのイベントスペースはローカルの品物、企画だらけ。ローカルが最先端になっている。ではその次にくるのは何か?常にブルーオーシャンを探し続ける。

 

◯総評

(前田氏)

評価経済で生き抜くには、
①何者かであるための努力をし続けること
②すでに何者かである人から支援を受けること

(イケダハヤト氏)

今の生活でも、人からいろんなものをもらったり、あげたりすることがある。私は日本酒が好きだが、来訪者が日本酒をよく持ってきてくれるので、当分日本酒には困らない。そんなやりとりの頻度が上がる社会が、これからくる。
年収1,000万とかなくてもいい。1円も稼がなくても生かさせてもらえる。豊かさの定義が変わる。

(宇野さん)
評価経済で生き抜くには、人を僻まないこと。誰かを蔑んで自分の評価を上げようとしても、信用は積み上がらない。
もう一つは、みんなから好かれようとしないこと。自分自身も、暴露やぶっちゃけ話をするから、マスコミから嫌われたり会社クビになったりしたが、読者から信用されると思っている。

 

◯ 話を聞いて感じたこと

生まれて、勉強して、いい学校行って、いい会社行って、車を買って、家を買う。これまでの幸せの人生のロールモデルは、評価経済が主軸になった時、根本から変わるきがした。生まれてから、やるべきことが全然変わる。

会社で周りを見ると、仕事にやりがいを感じられず、でも生活のために自分の時間を切り売りして、休日に趣味でストレス発散をする人が多くいる。

評価経済においては、今日をただ漫然と生きることは死を意味する。

安定した企業で大人しく生涯勤め上げることが評価される社会から、自ら実現したいビジョンを明確に打ち出せる人が評価される社会へ。

生きるために働く社会から、やりたいことを実現していける社会へ。

社会がどう変わっていくのか、少し具体的にイメージできた時間だった。

 

【イベントレポ】HIPconference 未来の東京

未来の東京、というテーマで全国7回開催されている、HIPカンファレンスに行ってきました。
7回目の今回は、テクノロジーとアートが変える未来の都市、と題して、落合陽一さんや竹中平蔵さんらがゲストでした。
http://hipconference0621.peatix.com

落合陽一さんは、単に先端技術の話だけじゃなくて、人間が本質的に生き物なのかとか、人類の歴史を1000年単位で捉えたうえで、これからの世の中がどうあるべきかを話してくれた。
めちゃくちゃ頭の回転が早い人なので聞き取って噛み砕くので精一杯で、それをストーリー立てて伝えることができないけど、出てきたキーワードを備忘的に記していきたいと思います。

○2つの世の中の捉え方
理事無碍法界(りじむげほっかい)
→まず理屈があって、そのあと物事があって、つつがなく進む世界。理屈から物事が産まれる。近現代。
事事無碍法界(じじむげほっかい)
→理屈がなくても物事から物事が生まれて進んでいく世界。近代以前、未来。

世の中の流れとして、
理事無碍法界→事事無碍法界→理事無碍法界
という流れになる。
例えば、古来は、なぜ稲を植えたらコメができるのか、理屈ではわからないけどそれをやっていた。近現代では、それらを理屈で解明することで世の中を進めてきた。そして未来においては、AIのディープラーニングのように、人間が全てを理解しなくても世の中が進んでいく時代になっていく。

高齢化社会で起こる明らかな問題(足が動かない、目が見えない、耳が聞こえない等)を片っ端から、エンドトゥエンドのAIが解決していく。→これらを組み合わせると、一人の人間ができる。はず。
例えば人間の代わりに買い物するロボットができ上がる。

落合さんの会社では、
50メートル離れた場所をターゲットにピンポイントで音を発信できるスピーカー、
空間に絵を投影する技術、
自分の思い通りに伸縮するプロダクトを自動で作り出す3Dプリント
などを開発している。
これらはエンタメよりも、社会課題を解決する手法として相性がいい。

しょうがい→障碍。
無碍法界とは、世の中のあらゆるつっかえがなくなって、みんなが生き生きと暮らせる世の中だと言える。
ダイバーシティの問題を解決して、その解決策を垂直統合していく。

タイムマネージメントから、ストレスマネージメントの世界へ。

以下、メモ
●リアルなコミュニティがかえる未来の都市
藤村龍司、松本りずき
まちの保育園→保育園がまちづくりの拠点にする取り組み
教育は、ティーチングから、ラーニングへ。
0〜6歳の生活環境がその後の人生に大きな影響を与える。将来の地位にも影響。
丹下健三東海道メガロポリス。工業化している地域に投資せよ。北海道とか地方は切り捨てる派。
田中角栄→全国を均等に発達せよ、という方針に。

竹中平蔵×佐々木紀彦
小池知事の評価
豊洲の件でみんな騒ぎすぎじゃない?
築地を今後どう使うかは重要だけど。

今後の東京を考えるために大事なテーマは?
→テーマを掲げるのがリーダー。

アート、テクノロジーも大事だけど、それらを包み込む都市のガバナンスが重要。
家計学園とか森友とか、どうでもいいことで盛り上がっちゃう世の中の仕組み。
アートやテクノロジーでどんなにいいピースがあっても、今の世の中の仕組みのままだと今を超えられないのでは。
メディアにガバナンスはない。
小泉さんは、メディアを超えて国民と直接対話する特別な能力があった。そういう特殊能力を持った人が求められる。小池さんも悪くないけど、まだまだ。

政策のアジェンダ
銀座、新宿、池袋を車禁止にする、コミュニティバスは知らせるとか。
東京の持つ資産を民間に解放してお金を生み出す。
不動産売って教育に投資するとか。
メトロの株売って、そのお金で都内の地下鉄全部バリアフリー化しちゃうとか。

●レギュラトリーサンドボックス
規制に縛られず、ゼロベースでいろんなことできる。
シンガポール、ロンドンにある。
サンドボックスでは、刑法以外は変えられると思う。

リカレント教育
生涯にわたって勉強する仕組み

その他
23区に新たに大学作るの禁止にしようとしてる。地方を強くすることは必要だが、東京を弱くすることは間違ってる。地方出身議員の歪んだ理論でしかない。

グローバル化ナショナリズム
チェコスロバキアは東西大戦後に分裂。
ヨーロッパ統合の中でなぜ分裂するのか、
スロバキアの大統領に問うた。
→統合するときに、スロバキアのキャップを被っていたい。

ユニフィケーションとグローバリゼーションは同時に発生する。

【雑記】西野亮廣の芸人らしさ

西野亮廣をご存知だろうか。

好き嫌いは別にして、多くの人がこの名前を耳にしたことがあると思う。

私は彼が好きだ。職業としての芸人ではなく、生き方そのものが芸人だと思う。

ひな壇に出ることをやめ、テレビのバラエティー番組で見かけることもあまりなく、突飛なことを言い出しては日々炎上し、かと思えば絵本を作ったり、色んなビジネスに手を出したりしている。

挙げ句の果てには、自身の講演会の費用をクラウドファンディングで集めたかと思えば、それを吉本興業のスタッフに支払って手伝ってもらうことを思いつく。タレントが事務所にギャラを支払う形になる、と言い出す。

西野亮廣ブログ

https://lineblog.me/nishino/archives/9284660.html?t=1

 

彼は芸人なのか?

一見、絵本書いたりビジネス書を出したり、芸人のやることではないように見える。だけど、見方を変えればこれは人生をかけて壮大なボケをかましているとも見れる。

例えば、人生をかけた壮大なボケの元祖は、脱サラしてラーメン屋を始めるおっちゃん。

テレビの前でふざけたりおちゃらけたりしている芸人よりも、よほど芸人だと思う。

 

もっと広げて考えると、世の中で起こるイノベーションの数々も、世の中に対してのボケなんじゃないかと思う。世間からの総ツッコミを待ってる。

 

俺、店行かないで買い物しちゃうんだ。

このタバコ、体に悪くないんだって!

ハンドル握らずに運転しちゃおっかな〜

めちゃくちゃ書き込みした古本を新品より高く売ってみよ笑

タレントが事務所にギャラ払ったら面白いんじゃね?

 

何をもって芸人というか素人にはわからないけど、

芸人って、何か行動をしようとするときに、ふつう周りの視線や批判を気にして躊躇しそうなことを、恥やプライドを捨てて(もしくはそんなこと気にせず)やってしまう人なんだと思う。

その舞台がテレビのバラエティー番組の人もいれば、人生そのものの人もいる。

周りを気にせず突き進める力は、まさに『芸人力』と言えるのではないか。

 

イノベーションが求められている世の中で、この芸人力がめちゃくちゃ重要になってくると思う。

 

結論:西野亮廣は生粋の芸人。

【イベントレポ】アイデアが湧いて出てくる魔法のカード「マジックワードカード」で遊んできた

三井不動産電通総研Bチームが共同で開催するアイデア創出イベント

「アイデアに出会う夜」

に参加してきました。

[開催予定]6/19 アイデアに出会う夜 Night 2_マジックカードでワークショップ | 31 VENTURES|三井不動産株式会社 ベンチャー共創事業部

 

全3回のプログラムの2回目となる今回のテーマは、マジックワードカードでワークショップ。

マジックワードカードとは、電通総研Bチームが日々収集している事例や、広告のキャッチコピーなどから選ばれた100のマジックワードが書かれたカード。これを使ってアイデアを考えていくワークショップです。

言葉の掛け合わせでアイデアを生む、「マジックワード」思考法 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

 

5人1組になって、みんなで考えたテーマについて、マジックワードカードを組み合わせてアイデアを広げていくのですが、これが楽しいたのしい。

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「能力」というキーワードについて、5人がそれぞれ面白そうなマジックワードカードを出し合います。

それらを組み合わせると、

・能力マラソン

・半径5mの能力

・ノー能力デー

・能力ラボ

・昼下がりの能力

と、聞いてるだけでニヤニヤしてきちゃうような、想像力をかきたてる言葉たちが完成するんです。

 

この手法がすごいところは、このアイデアができるのに10秒とかかっていないところ。短時間で膨大なアイデアを生むことができます。

それに、参加者は手元のカードから面白そうなカードを選ぶだけなので、アイデア出しが苦手な人でも簡単に参加できちゃうんです。

 

このカードを開発したメンバーは、電通総研Bチームの大山さんという方なのですが、この方はボードゲームの知見をかなり持っている方で、ゲームを作るほか、仕事や課題解決にもゲームの手法を取り入れて敷居を低くすることなどにも取り組んでいるそう。

 

カードを使った大喜利ゲームという意味では、

「私の世界の見方」というカードゲームを連想するルールだったなぁと思いました。これも面白いカードゲーム。

www.generic-ninja.com

 

そもそも、このマジックワードカードが生まれたきっかけは、

ピタゴラスイッチ」のファン

→「大人のピタゴラスイッチ」という番組を知る

→「大人の」っていうキーワードに引っかかる

→「大人のきのこの山」とか、汎用性が高いことに気づく

→「大人の」以外にも、「泊まれる」水族館とか、「ナイト」プールとか、汎用性の高いマジックワードがたくさんあることに気づく

→あらゆるキャッチコピーなどからマジックワードを収集

ということらしい。

 

何気なく触れている情報から気づきを得て、思考を繰り返し、新しい定義を生み出す電通総研Bチームの方の洞察力、発想力は素晴らしいと思いました。

 

このマジックワードカード、8月に発売される・・・?予定らしいので、会社でのアイデア出しとかにも使ってみたいと思います。

 

楽しい夜でした!